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パワーフロック・シリーズ ラインアップ
活性汚泥処理の維持管理において、汚泥の解体・圧密不良、沈降不良、SSの流出による放流水質の悪化は、迅速な対応が求められ、その改善のために多大な労力を必要とします。パワーフロックシリーズは、トラブル個々の内容別に使用薬剤を選択できる即効タイプのトラブル解消剤です。
商品名 | 形状 | 使用目的 | 荷姿 |
---|---|---|---|
汚泥沈降促進剤 パワーフロックM-127 |
粉末 | 沈降不良トラブル全般に、幅広く効果を発揮します(汎用)。 | 20kg段ボール箱 (5kg×4袋) |
完溶型沈降促進剤 パワーフロックM-130 |
粉末 | 水に完溶するので、定量ポンプによる連続注入が可能です。 | |
放線菌スカム解消剤 パワーフロックND-110 |
粉末 | 放線菌によるばっ気槽の発泡および沈殿槽でのスカム浮上現象を解消します。 | |
高粘性汚泥沈降促進剤 パワーフロックL-119 |
液体 | 高粘性汚泥などの沈降性を改善します。糸状菌の抑制効果を兼ね備えているので、単独または「バルハンター」と併用で糸状性バルキングの根本原因の解消用としても使用できます。 | 20kg石油缶 |
沈降不良慢性化現場用 パワーフロックL-200 |
液体 | 沈降不良トラブル全般に、幅広く効果を発揮します(汎用)。また、液体品であるため、定量ポンプによる連続供給ができ、夜間及び休日の無人管理が可能です。 | 10kgバッグインボックス |
フロック形成助剤 ニューフロックベース |
粉末 | 助剤を核にして、沈降性の良いフロックを形成します。原水のSS濃度が低い現場では、沈降性が飛躍的に改善します。 | 20kg段ボール箱 (10kg×2袋) |
用法・用量
商品名 | 形状 | 用法・用量 |
---|---|---|
汚泥沈降促進剤 パワーフロックM-127 |
粉末 |
・ ばっ気槽内活性汚泥量(kg)に対し、5〜10g/日をばっ気槽に投入 - 投入量(kg/日)=ばっ気槽内活性汚泥量(kg)*×0.005〜0.01(kg/日) *7日分の薬剤を準備してください。なお、ND-110は3日分をご準備ください。 *定量ポンプを用いる場合は、M-130は1〜3%の水溶液、L-119は20〜60倍希釈してご使用ください。 ・ L-119による糸状性バルキング抑制効果 - 投入量(kg/日)=ばっ気槽内活性汚泥量(kg)*×0.01(kg/日) *3日分の薬剤を準備してください。 |
完溶型沈降促進剤 パワーフロックM-130 |
粉末 | |
放線菌スカム解消剤 パワーフロックND-110 |
粉末 | |
高粘性汚泥沈降促進剤 パワーフロックL-119 |
液体 | |
沈降不良慢性化現場用 パワーフロックL-200 |
液体 | ・ ばっ気槽内活性汚泥量(kg)に対し、1〜2g/日をばっ気槽に投入。 - 投入量(kg/日)=ばっ気槽内活性汚泥量(kg)*×0.001〜0.002(kg/日) *定量ポンプを用いる場合は、100〜200倍希釈してご使用ください。 |
フロック形成助剤 ニューフロックベース |
粉末 | ・ 100〜300mg/L(ばっ気槽容量基準)をばっ気槽に投入。 - 投入量(kg)=ばっ気槽容量(m3)×0.1〜0.3(kg/m3) |
※ばっ気槽内活性汚泥量(kg)=ばっ気槽容量(m3)×MLSS(mg/L)÷1,000
パワーフロック・フロックベース/導入効果
パワーフロックND110
薬剤の継続投入+汚泥の引き抜きで汚泥中の放線菌濃度が減少し、
結果的に発砲やスカムが解消する。
結果的に発砲やスカムが解消する。